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資本主義社会がもたらした労働問題の本質

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昨今の労働問題の実態

日本では近年労働問題が取り上げられますが、その実態と本質は理解されていないものと思われます。この問題はいつの時代も存在し解決策を模索されましたが実際に解決されたのは皆無であると言えます。

時代毎により労働内容は変化しますが確立した資本主義経済となった19世紀から現在までは差異はあれど本質は変わってはいません。

現在のまず思いつく範囲での問題は需要と供給が合わないように労働力と賃金が見合わないことで正当な対価を支払われないゆえの問題に、非正規雇用によるコスト削減と労働者の使い捨てが存在します。

信頼と実績

労働力と賃金の不釣り合いは今に始まったことではなく、イギリスの産業革命当時から存在します。労働時間に比べ支払いが少ない現象は物価にも影響し生活そのものが危険な領域に達する場合もあります。

この労働問題の本質は雇い主である資本家であり働くことではないと思います。それは経営云々よりもどのような資本なのか、またどういった状況で労働環境を建設したのかで基準が定められるからです。
言葉を置き換えるならば信頼と実績のようなものです。

非正規雇用問題

非正規雇用問題は近年の労働問題の大きな障壁となっています。いわゆる派遣やアルバイトと言った保険が適用されない範囲外に位置するためコストが安く、また契約を打ち切るのも簡単なのです。

その反面時間的拘束が緩く個人の都合に合わせられるメリットもありますが、世間一般に言われるような将来性は現在のところ少ないと思われます。なぜなら昇給やボーナスはほぼないからです。

このような労働問題が顕著になったのは法が定めた基準にあります。世界的不況はこの問題への流れを作り出したと言っても過言ではないと思います。